豆乳でヨーグルトを作るメリットは?種菌にはできる?【手作り豆乳ヨーグルト】

豆乳ヨーグルト

最近、スーパーのヨーグルト売り場では、様々な種類の「豆乳ヨーグルト」が販売されています。ヨーグルトを豆乳で作るメリットって、どういった点なんでしょう?

一般的な「牛乳で作ったヨーグルト」とどのような栄養成分の違いがあるのか見ていきながら、お話したいと思います。

この記事を読んでわかること
  • 豆乳でヨーグルトを作るメリット
  • 牛乳との栄養成分の違い
  • 種菌として新たなヨーグルトを作ることができるのか

豆乳でヨーグルトを作るメリット

スーパーのヨーグルト売り場でも、様々な種類の「豆乳ヨーグルト」が販売されています。「イソフラボン」が入っていることや、「食物繊維」「低コレステロール」などを謳った商品が多いいですね。

他にも豆乳で作るヨーグルトは、牛乳で通るものと比べて

  • 低カロリー
  • 低脂質
  • 低糖質

といった点がメリットとして挙げられます。

また、鉄分が入っているのも嬉しいところです。投入と牛乳はどのくらい栄養成分違うのか、具体的な数値を見ていきたいと思います。

牛乳と豆乳の栄養成分の比較

原材料が違うため、「豆乳ヨーグルト」と一般的な「牛乳で作られたヨーグルト」では栄養成分が異なります。

100g当たりの主な成分は下記の通りです。

牛乳無調整豆乳調整豆乳
エネルギー(kcal)664463
たんぱく質 (g)3.33.63.2
脂質 (g) 3.62.03.6
炭水化物 (g) 4.83.14.8
カルシウム (mg) 1101531
コレステロール (mg) 1200
鉄分 (mg) 01.2 1.2
文部科学省 食品データベースより

じつは、調整豆乳でヨーグルトを作るとしっかりと固まらないので、豆乳ヨーグルトの大半は無調整豆乳を使用したものです。

表を見てみると、牛乳に比べて無調性豆乳は、

  • 低カロリー
  • 低脂質
  • 低糖質

であることがわかりますね。

そして嬉しいコレステロール0!!また、鉄分やイソフラボンなどが含まれている点も、豆乳のメリットです。

ですが見逃せない栄養成分が、牛乳の豊富なカルシウムです。

糖質や脂質が気になる方は豆乳、カルシウムが欲しい方は牛乳、といった感じで選択されるのが良いかもしれませんね。

豆乳ヨーグルトを種菌にできる?

残念ながら、自作の豆乳ヨーグルトを種菌として、新たなヨーグルトを作ることはできません。発酵力が弱いので、しっかりと固まらないんです。

市販の豆乳ヨーグルトやアーモンドミルクのヨーグルトも同様に、種菌にはなりません。ヨーグルトを手作りする時は、牛乳で作られたヨーグルトを種菌として使用してください。

豆乳ヨーグルト *作り方*

無調整豆乳……900ml
プレーンヨーグルト……100g

消毒した容器に、豆乳とヨーグルトを入れしっかり混ぜ合わせます。40℃で6時間保温し、冷蔵庫でしっかりと冷やせば完成です。

発酵温度や醗酵時間は、お使いのヨーグルトメーカーを参考にしてください。

ヨーグルトメーカーや室温によって出来上がり時間は変わってきますので、固まり具合を見て調節してください。

気になる豆乳ヨーグルトの味は?

豆腐味のヨーグルト、といった感じでそれほど食べづらいとは感じませんでした。

無調整豆乳の風味が苦手な方は、牛乳と豆乳1:1にしてヨーグルトを作ると、豆乳の風味がマイルドになって食べやすいと思います。こういった調整ができるのも手作りの良さですね!

豆乳ヨーグルト まとめ

豆乳でヨーグルトを作るメリットは、

  • 低カロリー
  • 低脂質
  • 低糖質
  • 低コレステロール

という点です。

ヘルシーなのでダイエット中の人にもおすすめですね。ただ、種菌としては使用できませんので、手作りする際は牛乳で作ったヨーグルトと豆乳を混ぜて作ってください。

無調整豆乳が苦手という方は、牛乳と1:1で作るのもおすすめです。

コメント