ヨーグルトメーカーを使えば、牛乳にヨーグルトを混ぜてセットしておくだけで、気軽に手作りヨーグルトを楽しむことができます!
牛乳の代わりに豆乳を使えば、「豆乳ヨーグルト」を作ることもできてしまいます!でもそんな豆乳ヨーグルト、「しっかり固まらない」なんてこともあるんですよね。
今回は、豆乳ヨーグルトが固まらない時の解決方法についてお話しします。
豆乳でヨーグルトを作った時に固まらない原因

手作り豆乳ヨーグルトが固まらない時の解決方法

豆乳ヨーグルトを作るときのコツは、「無調整豆乳を使う」という点です。大豆固形分6.5%以上のものを使用すると、しっかりと固まったヨーグルトが作れます。
調整豆乳を使用してヨーグルトを作ると、分離してしまったり、しっかり固まらずにゆるいヨーグルトになってしまうんですよね…。
また、スーパーでは様々なフレーバーの豆乳飲料が販売されています。そういったフルーツ味やココア味などの豆乳飲料もヨーグルト作りには適していません。

豆乳でヨーグルトを作る時は「無調整豆乳」を使ってください。
調整豆乳はヨーグルト作りには向かない?
一度調整豆乳でヨーグルトを作ってみたのですが、しっかり固まらず、また分離している状態でした。
冷蔵庫で冷やしたのち、しっかり混ぜるとなめらかな状態となり、分離についてはそれほど気になりませんが、硬さはというと生クリームの5分立てくらいの感じです。
どちらかというと「飲むヨーグルト」みたいな感じだったので、「しっかり固まったヨーグルトがいい」と言いう方は無調整豆乳でのヨーグルト作りをおすすめします。
無調性豆乳のヨーグルトは美味しい?
「調整豆乳は好きだけど、無調整豆乳はあまり好きじゃない」という方もいらっしゃいますよね。私も調整豆乳派ですが、無調整豆乳で作ったヨーグルトを食べたところ、さほど食べ辛さは感じませんでした。
ただ、調整豆乳で作った時にも言えることですが、ヨーグルトの酸味と豆乳の風味が若干喧嘩しているような気はします…。「食べ辛い」といったほどではなく、牛乳のヨーグルトに慣れていると「少し違和感を感じる」程度ですね。
味のお好みは個人差がありますが、気になる方は牛乳と豆乳を1:1で作ると、違和感が薄まり、豆乳の風味も楽しんでいただけます。
無調整豆乳を使用しても固まらない場合

無調整豆乳を使用しても固まらない場合は、次のことを確認してください。
- 容器や使用する器具はしっかりと消毒したか
- 種菌となるヨーグルトは新鮮なものを使用しているか
- 醗酵中に、かき混ぜたり振ったりしていないか
- 種菌となるヨーグルトの種類を見直す
容器や使用する器具の消毒
牛乳で作るヨーグルトにも言えることですが、雑菌が入ると発酵力が弱まってしまいます。ヨーグルトを作る容器や使用する器具は熱湯をかけるなどしてしっかりと消毒してから使用しましょう。
種菌のヨーグルトの鮮度
種菌となるヨーグルトの鮮度が落ちていると固まりにくくなります。市販のヨーグルトなら開封したてのもの、自作ヨーグルトならなるべく作りたてのものを種菌として使用してください。
種菌にするヨーグルトの種類
豆乳ヨーグルトは発酵力が弱いので、種菌として使用できません。牛乳から作られているヨーグルトを種菌として使用してください。
ただ、市販のヨーグルトの中にも固まりにくいものはありますので、どうしても固まらない場合は使用しているヨーグルトを変えてみてください。
発酵中は混ぜない
醗酵中に混ぜたり振ったりするとしっかりと固まりません。最初に豆乳とヨーグルトを混ぜ合わせてヨーグルトメーカーにセットした後は、触らずにそっと出来上がりを見守りましょう。
豆乳ヨーグルト *作り方*

無調整豆乳……900ml
プレーンヨーグルト……100g
消毒した容器に、豆乳とヨーグルトを入れしっかり混ぜ合わせ、40℃で6時間保温します。冷蔵庫でしっかりと冷やせば完成です。
発酵温度や醗酵時間は、お使いのヨーグルトメーカーを参考にしてください。お使いのヨーグルトメーカーや、室温によっても出来上がり時間は変わってきますので、固まり具合を見て調節してください。
豆乳ヨーグルト まとめ
今回は、豆乳ヨーグルトが固まらない問題についてお話しました。無調性豆乳を使うと、しっかりと固まったヨーグルトを作ることができます。
豆乳の風味が強くて食べづらいと感じる方は、牛乳と豆乳1:1でチャレンジしてみてください。無調性豆乳でつくったヨーグルトは、カロリーやコレステロールも低いのでおすすめですよ!

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