コロナ禍でステイホームが推奨される中、ハンドメイドを始める方が増えています。
はまってしまって作りすぎた作品を販売してみたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで気軽に始められるのがネットでの販売。
出店料無料、登録料無料などほとんどのサイトが初期投資0円で始められます。
一言で「ネットで販売する」と言っても、フリマアプリやハンドメイドマーケットなど販売方法は多岐にわたります。
- ネット販売するにはどんな方法があるのか
- サイトごとの手数料などの違い
についてご紹介していきたいと思います。
【ハンドメイド品販売】ネットで販売するには?

ハンドメイド品をネットで販売する方法は、大きく分けて3つあります。
- フリマアプリで出品する
- ハンドメイドマーケットで出品する
- ネットショップを立ち上げる
フリマアプリでの出品やネットショップの立ち上げも、手数料無料・月額無料でできますので、低リスクで始めることができます。
フリマアプリで販売する

- メルカリ
- ラクマ
- ペイペイフリマ
一番お手軽なのがフリマアプリ。
細かい設定等をしなくても、直ぐに商品を出品できます。
大きなメリットは、匿名発送が利用できるという点です。(一部発送方法では利用できない場合もあります)
個人情報を知られたくない、という方にはフリマアプリの利用がおすすめ!
ただ、ハンドメイド品を探す方は、ハンドメイドマーケットで探します。
フリマアプリで購入する方はいいものを「安く買いたい」という方が多いのが実情です。
材料代、手間賃、送料、手数料を考えて価格設定をするとハンドメイド品はけっして安い価格では出品できません。
価格設定のバランスをとるのが少し難しいかもしれませんね。

ハンドメイド品の販売に慣れてきたら、ハンドメイドマーケットでの販売を考えてみては?
- メリット出品の手軽さ、匿名配送など気楽に始められる
- デメリット送料も価格にのせるため、単価が高くなりがち
- デメリットハンドメイド品を求めているお客様が少ない
フリマアプリの違い
手数料 | 売上金 | |
メルカリ | 10% | メルペイとして利用可能 |
ラクマ | 6% | 楽天ショップで使用可能 楽天キャッシュとしてチャージ |
ペイペイフリマ | 5% | ペイペイとして利用可能 |
手数料に関しては、メルカリ>ラクマ>ペイペイフリマとなっています。
手数料は高いですが、メルカリは利用者数が多いのが魅力。
出品しても見てくれる人が少ないと、どうしても売れ辛くなります。

楽天を普段利用する方は「ラクマ」
ヤフーショッピングやペイペイを利用する方は「ペイペイフリマ」
を使用すると売上金の利用がしやすいのでおすすめです。
売上金の利用がしやすいものを選ぶ、というのも選択方法の一つです。
ハンドメイドマーケットで販売する

- ミンネ
- クリーマ
お客さんもハンドメイド品目当てに来てくれますので、適正価格で販売できるのが魅力。
一点物の可愛いハンドメイド品を求めたお客様が来てくれます。
「〇点以上で送料無料」、「〇〇円以上で送料無料」、など送料を別で設定できるので、送料を含めず商品の価格設定ができます。
ミンネ・クリーマともに匿名発送は不可。
個人情報を知られたくない方は、フリマアプリの利用がおすすめです。
- メリットハンドメイド品を求めたお客様が来てくれる
- メリット送料を含めず商品単価を設定できる
- デメリット匿名発送不可

ハンドメイドマーケットの違い
手数料はどちらもそれほど変わりませんが、最大の違いは作家数。
- ミンネ 78万人
- クリーマ 20万人
ミンネはライバルが多いので、オリジナリティがある作品でないと目にとめてもらえないかもしれません。
ただクリーマに関しては企業の出品も多く、個人で出品している人もセミプロのような方がほとんど。
しっかりとした作品作りができないとこちらも購入につながりません。
クオリティの高い作品作りができるようになるまでは、ミンネの方が利用しやすいかもしれませんね。
ネットショップを開設して販売

ハンドメイド品のみを求めているお客様以外にも作品を見てもらえるのがネットショップ。
ただ、楽天やヤフーショッピングですと集客力が抜群ですが、個人で開設する場合ハードルが高いですよね。
ベイスやストアーズを利用すると、初期費用0円で個人でもネットショップを開設できます。
フリマアプリやハンドメイドマーケットとの違いは、「自分のお店を構えている」という点。
サイトや販売ページをカスタマイズしたり、支払い方法の選択などができるのです。
ショップのデザインからも自分の世界観を表現することができます。

ハンドメイドマーケットと違いハンドメイド品以外も販売できますから、雑貨等も販売したいという方はこちらがおすすめ!
- ベイス
- ストアーズ
- メリットショップのデザインからも自分の世界観を表現
- メリットハンドメイド品以外も販売できる
- メリットハンドメイド品だけを求めているお客様以外にも、お客様が来てくれる
- メリット送料・支払い方法など細かい設定が可能
- デメリット設定することが多い
- デメリット匿名発送不可
ネットショップの違い
ベイスとストアーズ、どちらも登録無料・月額無料で始められるのは同じです。
手数料 | 登録料・月額 | |
ベイス | ・6.6%+40円 (サービス利用料3% 決済手数料3.6%+40円) | 無料 有料サービスあり |
ストアーズ | ・5% ・スタンダードプラン 3% | 無料 月額有料のスタンダードプランあり |
手数料はストアーズの方が少し低いですね。
ただ、マーケットの規模に関してはベイスの方が大きいです。
アクセス解析など、ストアーズでは有料プランでないと使えない機能もベイスでは利用できます。
ストアーズの有料プランには魅力的な機能が多数ありますが、固定費無料で運営したい場合はベイスの方がおすすめです。
【ハンドメイド品販売】ネットで販売するには? まとめ
最近では個人でも簡単に、初期費用無料、月額無料でネットショップを構えられるようになりました。
とは言え、「ショップ」ですので細やかな設定や集客は必要です。
最初は気軽に始められるフリマアプリから始めて、ネット販売のやり取り、梱包や発送に慣れてからネットショップを開業するのがよいのではないでしょうか。
また、在庫管理さえしっかりしていれば複数サイトで出品してもOKです!
複数サイトで出品した方が、それぞれのサイトでの傾向などがわかりやすいかもしれませんね。
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