最近では、ハンドメイド品をネット販売するのが主流ですが、一度は手作り市で出店してみたい!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「お客さんの生の反応が見られる」、他の出店者さんと交流できる」など、手作り市に出店するメリットはたくさんあります。
今回は手作り市に出店してみたい!という方に向けて
- 商品を販売するためにはどのようなものが必要か
- 当日どんなものが必要になるのか
等をご紹介していきます。
販売する商品
まず必要なのが販売する商品!
手作り市では商品をディスプレイして販売するため、ある程度の在庫が必要です。
出店するイベントブースの広さに合わせて、スカスカにならない程度には用意しましょう。
イベントが行われる場所によっても、売れる商品が変わってきます。
公園などで開催される場合は、お子さん連れの方が多いので子供用のアイテムが売れやすかったりします。
イベントがどのような場所で、どんな人が買い物しに来てくれるのか、予想を立てて商品を用意するのが望ましいですね。

春ならば、入学や入園準備のアイテムが売れやすく、冬ならマフラーやニット帽のような防寒具が喜ばれます。
商品に値札をつける
この商品いくらかわからない……となると買い控えにつながりますので、なるべくわかりやすい表示する必要があります。
- 袋に入れて陳列しているものであれば、価格を書いたシールを貼る。
- 洋服などハンガーにかけて陳列するものは、タグを付ける。
どちらも100均の事務用品やラッピングのコーナーで販売されています。
指輪など小さくて商品に価格表示できない場合は、価格を書いたポップを用意しましょう。

販促品の準備
商品のポップ
使い方がわかり辛い、まだまだマイナーな商品などは、使い方や商品説明が書かれたポップがあればいいですね。
ポップは100均でも販売されている、小さめのカードスタンドがあれば便利です。
商品をお渡しする袋
最近は、エコバックを持ち歩いている方も多いですが、訪れるお客様は手作り市目当ての方ばかりでなく、ふらっと公園に立ち寄っただけ、という方もいます。
商品の大きさに合わせて2~3種類用意します。

手作りエコバックを販売するのもいいですね。
shopカード
必ずではありませんが、あればベターです。
ブログやインスタグラムをしている際は、URLを記載しておきましょう。
SNSで出店情報に記載しておけば、ファンになってくれた方がまたお買い物に来てくれるかもしれません。
ミンネやベースなど、ネット販売しているのであればその記載も忘れずに。
売り上げの管理

売り上げ管理ノートをつける
何が何個売れたか、また複数人で出店している場合は誰のものが売れたか、しっかり売り上げ管理できるようにノート等の用意が必要です。
おつり
最近では手作り市でもキャッシュレス決済が進んでいますが、現金払いのお客様もおおいです。
- 5000円札…4枚
- 1000円札…20枚
- 500円玉…10枚
- 100円玉…50枚
- 50円玉…10枚
- 10円玉…50枚
イベントの規模が大きい場合は、もう少し増やした方がいいかもしれません。
ディスプレイ用の棚やタープテント等

意外とかさばるのがディスプレイ用の棚や、店舗設営のためのタープなど。
折り畳みできるキャンプ用品が便利です。
- タープテント(屋外の場合)
- ディスプレイ用の棚・机・テーブルクロス
- お会計用の小さいテーブル(あれば便利)
- シート(荷物・在庫を置いておく)
- 折り畳み椅子(人数分)
必要な机や棚はディスプレイの仕方によって変わってきますので、事前にどの作品をどのように飾りたいか考えおいてくださいね。
貸し出しが可能なイベントも
キャンプもするよ!という方はアウトドアにも使えて便利かもしれませんが、手作り市のためにすべてそろえるのはなかなかハードルが高いですよね。
テーブル・タープテント・椅子などはイベントによって貸し出してもらえる場合があります。
ですが有料の場合がほとんどで、机だけでも1000円前後とあまりお安くはありません。
定期的に出店を考えておられる方は購入されるのがおすすめですが、一度にすべて購入するとなるとかなり経費がかかりますので、レンタルも候補に入れて考えてみてください。
備品のレンタルは事前予約が必要なので忘れずに!

出店頻度、ブースの広さ、貸し出しの有無を考慮して、本当に必要かじっくり考えてから購入してくださいね。
タープテントのいらない屋内のイベントもあります!
タープテントについて
雨天決行時の雨除け、暑い日の日差し除けなど、屋外の手作り市に欠かせないのがタープテント。
手作り市で使用されるのは、ワンタッチ式の自立できるタイプです。
出店するイベントのブースの広さを確認して購入する必要があります!
私が出店していたイベントは2×2mのところがほとんどでした。
大きすぎるテントを持って行くと追加料金が発生することもありますので、必ず事前に確認してくださいね。

屋外イベントの場合、雨や日差しだけでなく風も敵になります。
手作り市の場合下がコンクリートであったり、隣の店舗と隙間が無かったり、ペグを打ち込むことは基本的にできません。
風が強い日はテントが飛びそうになるので、「タープを外してください」と運営の方から指示が入ります。
タープを外してしまうとガンガン日差しが強い場合は、自分も大切な作品も日焼けしてしまうことに……
それを防ぐために、タープテントの足にくくりつけられる重しが必要!
空の2Lのペットボトルや折り畳みの水タンクなどに、現地についてから水をいれて使用します。

タープテントがあると、上からぶら下げる、という陳列方法ができるようになるのでディスプレイの幅も広がりますよ!
あると便利な物

キャリー
ブースの近くまで車で侵入できる場合ならいりませんが、駐車場からブースが離れていることも。
その場合、何往復もするのは大変ですから、荷物をまとめて運べるキャリーがあれば便利です。
荷物置場や商品の陳列棚としても使えます。
細いロープや麻ひも
タープテントの足に重りを括り付けたり、ディスプレイスペースが足りない時にぶら下げて使ったり。
帰りの荷造りにも使えます。
文房具
- ハサミ
- マスキングテープ
- 筆記用具
- クリップ
急遽ポップを作り直したり、店じまいが近づいてきて値下げしたり。
なんだかんだ活用できます。
ソーイングセット
商品に破損があった時などさっと直せるように最低限の裁縫セットやボンドなどがあれば助かります。
貴重品を入れて歩けるサブバッグ
ちょっとほかの店舗にお買い物、昼ご飯の調達、トイレなど、貴重品だけ持ってぱっと行動できます。

【手作り市に出店】準備するもの
いかがでしたでしょうか?
ネットで出品する際に比べて、かなり準備するものが多い手作り市。
初期投資なしで始められるネット販売にも魅力はありますが、手作り市には、手作り市でしか味わえない体験がたくさん詰まっています。
ぜひ、お住いの地域でどのような手作りイベントが行われているのかリサーチしてみてくださいね。
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