どんどん進んでいくキャッシュレス化。もはや「財布を持たずにお出かけする」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
手作り市でも、公園等で開催している場合は「見かけたのでふらっと訪れた」という方が意外と多いんですよね。欲しいと思ったけど手持ちがなくて買えない、というお客様を逃さないためにも、手作り市でもぜひキャッシュレス決済を導入したいところです。
個人でキャッシュレス決済を導入したい場合、どのような方法があるのかご紹介します。キャッシュレス化のメリットとデメリットについてもまとめましたので、参考にしてくださいね。
- 手作り市でキャッシュレス決済にする方法
- キャッシュレス化のメリット・デメリット
- キャッシュレス決済を導入した方がいい人
【手作り市】キャッシュレス決済する方法は?
手作り市でキャッシュレス決済を導入するには、大きく分けて2種類の方法があります。
●端末を導入してカード決済をする……クレジットカード各種、電子マネー
●QRコードを置いてコード決済する……Paypay、メルペイ、楽天ペイ等
順番にご紹介していきたいと思います。
クレジットカード決済

クレジットカード決済をするためには、決済端末が必要です。
大きく分けて端末代無料で月額利用料を払うタイプと、端末を購入するタイプがあります。
手作り市で使用する場合は、充電式のコードレス端末を使用します。中には、電源をつないでおかないと使用できないタイプがありますので申し込む前に確認してくださいね。
Square

比較的審査が通りやすく、導入しやすいのが特徴。
イベント等へ行くと見かける方も多いのではないでしょうか。

コンパクトな端末がおしゃれですよね。

- 導入費用7980円
- 月額無料・解約手数料なし
- 手数料3.25%~
- 審査期間は1〜3営業日程
- スマホがあれば利用可能
- 振り込み手数料無料
- 充電式の端末なので屋外のイベントでも使用OK!
振り込み手数料無料なのは嬉しいですね。
端末代を最初に支払えば、あとは売り上げに対する手数料のみで使用できます。
- 各種クレジットカード
- Suica、PASMOなど交通系電子マネー
- iD、QUICPay、Apple Pay
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STORERS 決済


ネットショップのストアーズを運営しているヘイ株式会社の決済端末。
通常であれば19800円する端末が、条件を達成すると0円で使用できるんです!

端末0円は大きい!
その条件というのが、申し込み完了後180日以内にSTORES 決済で10万円以上を達成するというもの。1ヶ月あたりの売り上げ1.6万円ほどなので、それほどハードルは高くないですね!
- 初期費用無料
- 月額無料・解約手数料なし
- 手数料3.24%
- 10万円以上で振込手数料無料(10万円以下の場合は200円)
- スマホがあれば使用可能
- 審査は最短2営業日
- 充電して使用する端末なので屋外での使用OK!
審査が早いのが魅力。
条件をクリアすれば端末が無料で手に入りますので、手数料のみでカード決済が可能に!
「はじめてのキャッシュレス決済応援ガイド」など、はじめてキャッシュレス決済を導入する方に向けての相談窓口があるのも頼もしいです。
- 各種クレジット―カード
- スイカやパスモなど電子マネー
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コード決済を導入する

Paypay
ペイペイと言えば、スマホ決済では群を抜いて利用人口が多いのが特徴。手作り市や屋外のエベントでも、利用する店舗が増えてきています。
- 初期費用0円
- 決済システム利用料1.98%
- 月1回入金無料
クレジットカードのように端末は必要なく、QRコードを置くだけでOKなのも手軽でいいですよね。決済手数料もクレジットカードより低いのも嬉しいポイントです。
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ただ、一点注意事項があります。
ペイペイの場合、加盟店登録したお店がマップ上に記載されます。

登録住所と、お店の屋号が加盟店検索で表示されます。
個人情報が気になる方は慎重にご検討ください。
【手作り市】キャッシュレス化のメリット・デメリット
キャッシュレス化を導入した時のメリットとデメリットを紹介いたします。
まずはメリットから。
キャッシュレス決済導入のメリット
手作り市でキャッシュレス決済を導入すると、次のようなメリットがあります。
- 用意するおつりが減らせる
- 売り上げが上がる
- お会計の手間が減る
- 売上金額の確認が楽になる
現金のみで販売している場合の最大のデメリットが「手持ちがないから今回はやめておきます」と言われてしまうことです。最近はまとまったお金を持ち歩かない方も非常に多いんですよね。
あと、現金でのやり取りだとお会計にどうしても時間がかかってしまいます。

お会計に時間を取られてしまうとその間にお客様が別の店舗へ行ってしまう、なんてことも。
現金のみの対応では、せっかく「作品を欲しい」と思ってくれたお客様を逃すことにつながります。
また、売上金がすべて現金だと、売り上げの確認作業も大変!100円玉が〇枚、1000円札は〇枚……とすべて数えることになるので、手間を減らすためにもキャッシュレス化はぜひとも進めたいところです。
キャッシュレス決済導入のデメリット
一方、デメリットには下記のような点があります。
- 事前に登録・審査が必要がある
- 導入費用、手数料が必要
審査や登録には、どうしても少々手間がかかってしまいます。
また、売り上げの一部が手数料として惹かれてしまうのは少し悲しいところです。「ちまちま手数料を取られるのが嫌!」という方は、「2,000円以上ならクレジットカード使用可」など条件を設けておくといった方法もあります。
スマホでのキャッシュレス決済OKの場合は、その旨のポップを用意しておく方が、お客様からもわかりやすいですね。
キャッシュレスを導入した方がいい人

次の条件に当てはまる人は、キャッシュレス化の導入をおすすめします。
- 単価が高い商品を販売している人
- お会計時にお客さんが並んでしまう人
- 売上確認の手間を少なくしたい人
単価が高い商品を販売している人
最近はキャッシュレス化が進み現金をあまり持ち歩かない方も増えています。私自身も、1万円札って財布に入れなくなったんですよね。小銭や数千円程度なら持ち歩いていますが…。
「お金がないから買えない」と言われて購入してもらう機会を逃さないよう、単価が高い商品を販売している方は特にクレジットカード決済を導入しておくのをおすすめします。
会計時にお客さんが並んでしまう人
あとは、お釣りのやり取りなど、現金のやり取りだとどうしても時間がかかります。私自身、手作り市でお会計が混雑してると、「時間がかかりそうだし他の店に行こう」と思ってしまうんですよね…。
やはり購入してもらう機会を逃すことになるので、お会計をスムーズにしたい人はキャッシュレス決済を導入いた方が良いですね。
売上確認の手間を少なくしたい人
イベント後の売上確認…大変ですよね?お会計が全部現金だと「千円札が〇枚…、100円玉が〇枚…」と数える枚数も増えることになります。
売上確認の手間を少なくしたい方にもキャッシュレス決済導入はおすすめです。
【手作り市】キャッシュレス決済を導入する方法 まとめ
手作り市など屋外イベントでキャッシュレス決済を導入するなら、クレジットカード決済とPayPayのようなコード決済があります。
最近はまとまったお金を持ち歩かない方も多いので、購入してもらう機会を逃したくない人は是非導入しましょう。お会計をスムーズにしたい方にもおすすめです。
条件を満たせば端末を0円にする方法もあるので、うまく利用したいですね。

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